東北芸術工科大学卒業/終了研究・制作展:ソウゾウリョクと旅に出る。
2016.02.09 - 02.14 / 東北芸術工科大学キャンパス(山形市)
今年も芸工大の卒展へ.
プロダクトデザイン学科の「書いて時間を表す時計」(鈴木完吾・作)がちょうどプロモーションの時間で話を聴く.
メディア(Twitter, 全国ネットのTV…, さまざま)の効果か, ここのブースだけすごい人だかり!
去年の4月から始めて, 着想4ヶ月, 製作4ヶ月だったのだとか.
時間を表す数字が4つ, 同時に仕上がるようになっている
(たとえば「1」と「8」など, 書き上げるのにかかる時間が違う数字も, 同時に書き終わって現れるように工夫しているのだそう).
歯車はすべて電動糸ノコで作ったこと, 4つある重りは時計を動かす2つと筆記するための2つであること, 今のところ動かすのにアシストが必要で完成形はずっと動き続けられる時計をつくることだということ, など話を聞く.
日本のからくり人形からヒントを得たのだそう.
発想が面白い.
木の質感がおしゃれでとってもcooolな作品でした.
(この後お邪魔した七日町・ミサワクラスでは, 三つのギャラリーの共同企画展が開催されていました. さらにその後お邪魔した七日町のとんがりビルでは, 「山形ビエンナーレをみんなでつくる、「みちのおくつくるラボ」のプロセスデザイン展」が開催中でした. とんがりビルは, この間までの工事中の様子とはうって変わって
おしゃれなビルに変身!入り口にはミロコマチコさんの熊, そして奥の展示室には巨大なカモシカ!坂本大三郎さんの和菓子も美味しそう. どのラボもどんな完成形になるのか, 来年の本番が楽しみです)