6/11/2016

真下慶治 最上川 Ⅰ 展


村山市 大高根で, じゅんさい摘みなるものを体験してきました (人生初!).
小さな筏(?)に乗って ぷかぷか揺られながら, 池の中に手を突っ込んでヌルヌルの じゅんさいをプチっと摘むのですが, これが楽しい ().
のんびり, おだやかな気持ちになって帰ってきました.

その帰り道に寄ったのが「真下慶治記念美術館」です (こちらも初).

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真下慶治 最上川
2016.04.15 - 06.21 / 真下慶治記念美術館(山形県村山市)

昭和15, 雪を纏った最上川を目にしてから, その川の虜になってしまったという真下.
以来, 真下は「母なる川 最上川」を描き続けた.

「最上川は年々日々変わる。描けども描けども描き尽くせない。」

作家の言葉が響く.

今回の展示では, 1980年から1992年に描かれた9点の作品を目にすることができる.
冬・春・夏の最上川がそれぞれ描かれているが, 冬は雄大に凛々しく, そして春は柔らかい川の姿を迫力たっぷりに味わえる.

美術館のデッキテラスから見る最上川の姿が またいい.
傾きかけた陽の光を浴びて, キラキラと輝く水面.
緑に囲まれたこの地に美術館を建てた理由がすぐに分かるような景色だった.

(同じく初めてお邪魔した「山ベーグル & Coffee Stand」さん(吉田勝信さんのロゴが素敵)も, 自家手焙煎珈琲「豆まろ」さんも, とても素敵なお店・方々でした. 村山市, まだまだ知らないことだらけです)