10/02/2015

仙クラ せんくら・フェスティバル・ソロイスツ


仙台クラシックフェスティバル2015
せんくら10周年特別企画!「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」
2015.10.02. 7 pm start / 日立システムズホール仙台(青年文化センター)コンサートホール

コンサートはサラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」からスタート.
ソリストは西江辰郎.
難しい曲なのだろうが, 難しすぎて…, なかなか集中して聴けず.
ステージ上のすごい人たち(!)がみんな楽しそうだったのが印象的.

続いて, チェンバロ・指揮の鈴木優人を交えてヴィヴァルディの「指揮」.
solo Vn4曲それぞれで変えながらの演奏が面白い.

「春」のソリストはスヴェトリン・ルセフ.
第一楽章, 鳥たちが誘い合うような掛け合いが爽やかだった.

「夏」のソリストは渡辺玲子.
第一楽章の切なさがとてもいい.
第三楽章は迫力たっぷりに駆け抜けた.

「秋」のソリストは川久保賜紀.
第一楽章は流れるようで美しい.
第二楽章はチェンバロが哀愁たっぷりに歌い上げた.
第三楽章は狩りの喜びを歌い上げた川久保が名演だった.

「冬」のソリストは大谷康子.
第一楽章から立体感溢れる演奏にbrava.
第二楽章は正統派の演奏で安心して聴けた.
第三楽章は厚い響きが心地よかった.

せんくらでしか聴けないようなゴージャスな顔ぶれ.
4曲のソリストもそれぞれ味があって, 存分に楽しめた.

(先月末, 南会津・大内宿の「三澤屋」でいただいた高遠(たかとお)そば. ネギも大根おろしの入った冷たい汁も辛い!)