3/08/2015

第18回 響宴


21世紀の吹奏楽 第18 "響宴"
2015.03.08. 2 pm start / 文京シビックホール 大ホール

日本人による作品の紹介・普及を目指してスタートした「響宴」も, 今年で18回目を迎えた.

コンサートは下田和輝のオシャレなファンファーレ「fanfare for wind orchestra "In Triumph" 」でスタートした (演奏は佐藤正人×川越奏和奏友会吹奏楽団).
中間部の木管コラールもオシャレだった.

続く演奏団体は浅田亨×浜松公響吹奏楽団.
サウンドが明るく, 演奏も上手い
特に金管がbravi
小編成なのにそう聴こえさせない響きが印象的だった保科洋「Oneiros」がよかった.
また, 伊佐治直「アストロラーブ製作所」の繰り返されるパルスが面白かった.

休憩を挟んで, 演奏は犬塚禎浩×柏市立酒井根中学校吹奏楽部 (司会者いわく, 中学一年生は21世紀生まれ!).
松下倫士「Lament」の幻想的な響き(歌唱つき)と川邊一彦「ソナチネ」の重厚な響きは, 中学生とは思えない演奏.
32人で演奏された長生淳「季のまど」は爽やかな曲だった.

続いて天野正道×グラール ウインド オーケストラ.
清水大輔の「神々の系図:神と人間が共存する土地へ」が面白かった (演奏がもっとスマートだと尚よかったか…).

休憩を挟んで最後は小澤俊朗×神奈川大学吹奏楽部の演奏.
, だったが, 4団体目が終わった時点で既に1645分….
新幹線の時間の都合で, 泣く泣く退席した (堀田庸元「Respiration」や井澗昌樹「ゆりのねゆらり」が聴きたかった…).

それにしてもボリュームたっぷりの内容.
お祭りのような演奏会だった

(写真はリニューアル(?)した銀座・ニューキャッスルの辛来飯, つん蒲 (蒲田と川崎の間の量). 目玉焼きがいい)