7/01/2015

きみはいい子


映画「きみはいい子」
監督 呉美保

午前中 東北福祉大の「芹沢けい介美術工芸館」にお邪魔した後, 夕方「フォーラム仙台」へ.
気になっていた映画「きみはいい子」を観てきました.

大人の, 子どもの声に, 鮮やかに変わるボーダーのあちら側とこちら側との関係に, 先生(高良健吾)が子どもたちに出した宿題に, じんわりと, きゅっと心が掴まれる.
観ている自分はいったいなにに泣いているのか.
考えることや言葉にすることの前で, 深く静かに揺さぶられる.
不思議な映画だった.
きっと世界は, あれこれ難しく考えるよりも, 案外シンプルなのかもしれない.

しあわせの街にべっぴんさんに, サクラは優しく降り注ぐ.
そして, 扉は力強く叩かれる.

(写真はこの間お邪魔した福島市「鉢の木」の生姜焼き定食. 厚切りロース肉(衣がついています!焼いてる?揚げてる?)にたっぷりのすりおろし生姜をのせて!)