佐藤鈴木田中「ハレの日」1stCD リリース・ライヴ
2012.10.13 / 山形・川西やわた蔵
「佐藤鈴木田中」は, アコーディオンの佐藤芳明, サックス・フルートの鈴木広志, ギターの田中庸介, の3によるトリオ.
2009年から活動を行っているという.
1stアルバム「ハレの日」のリリースに合わせて行われたライヴは, 山形県川西町にある古民家を改造した, 雰囲気満点の蔵(音の響きも柔らかく心地よい)で行われた.
この日は, さりげないギターがお洒落に支える上で, 目まぐるしく動き回るアコーディオンとサックスが心地よかった.
「紙のドレス」のフルートとアコーディオンの粋なデュエットも「紅緑灯のJAM」のサックスとアコーディオンのクールなデュエットも, 自由自在なメロディーをギターが軽やかに支えていた.
素敵な曲がたくさんあったが, 「やまのいえで」, 「ハレの日」, 「O FarolQueNosGuia」が特に素敵だった.
アコーディオンとサックス, ギターの3つの楽器は一見相性が悪いように見えるが, そんなことはまったくない.
化学反応によって生み出された音(響)は心地よく, 蔵を優しく包み込んだ.